【学習】ハマグリについて学ぶ

■ハマグリとは?

軟体動物門二枚貝マルスダレガイ目マルスダレガイ超科マルスダレガイ科ハマグリ亜科ハマグリ属

「はまぐり」の語源
 浜にあって「栗」に似ているから。「浜栗」。

市場では「ホンハマ(本はま)」。
色や文様によって呼び名が変わる。
1 貝殻の白いのが「耳白貝(ミミシロガイ)」。
2 栗色のを「油貝(アブラガイ)」。
3 いろいろ文様の出るのを「文蛤(アヤハマグリ)」。
すし屋が一枚づけにする5年ものの大きなハマグリを「テッパツ」。

浅い砂地などに普通の二枚貝
国内にはハマグリ、チョウセンハマグリがあり。
輸入ものには中国・韓国などからのシナハマグリが、台湾からのタイワンハマグリが、東南アジアからのミスハマグリがある。
本来内湾性のハマグリが国内でもかなりの量とれていて、食用だけではなく俳句、絵画、伝説などにしばしば登場している。
これが内湾の開発や汚染で激減。
国内にはほとんど残っていない。
またバチといって内湾性ではない外洋生のチョウセンハマグリを、一段落ちるものとして扱っていたが今やこちらも超がつくほどの高級品に。
それを補っているのがシナハマグリとタイワンハマグリ、ミスハマグリ。
ひな祭りなど需要の多い時期には国内の市場を輸入物が席巻してしまう。

熊本、大分などから少ないながら入荷してくる。国産、輸入ものを問わず、ハマグリは大きさによって値段がつく。本種は比較的小振りであるために値段は安すい。

調理法
汁(すまし汁、みそ汁、みそ汁をご飯にかけた『深川飯』、鍋、スープ、ブイヤベース)、蒸す(酒だけで蒸し煮)、焼く、煮る 
汁 ハマグリを水のなかで温めて酒、塩で味つけするすまし汁(潮汁)が基本的な料理法。これを雛の節句などの膳にそえる。江戸時代深川は産地だったのでみそ汁にもしたようだ。もったいないがこれも美味しい。これをご飯にかけると「深川飯」となる。
蒸す 少量の酒で蒸し煮にしたもの。身がふっくらと仕上がり、貝だけの塩加減で食べて美味。
焼く 「焼き蛤」というと三重県桑名が有名だが、近年は酒蒸しをさすようになっている。本来の焼き蛤は靱帯を切り、表面に塩をつけて塩が乾くまで焼き、食べるもの。味が凝縮されて実にうまい。

三重県桑名では「時雨煮(しぐれに)」、「時雨蛤(しぐれはまぐり)」が名物。これは伊勢名物の溜まり醤油でハマグリを煮たもの。