グラッパとは?

ワインをつくるときに出る葡萄の搾りかす(葡萄の皮や種子、果軸など) 

グラッパ は、イタリア特産の蒸留酒で、ブランデーの一種。ワインを蒸留して作る一般的なブランデーとは違い、ポマースを発酵させたアルコールを蒸留して作る。

同様にワイン(葡萄)の搾りかすから作るお酒は、フランスやスペインなど他の国でも造られていますが、EUではグラッパはイタリア産のみと法的に規制されています。
フランスでは『マール(正確にはオード ヴィー ド マール)』、ドイツでは『トレスターブラント』、スペインでは『オルホ』などと呼び名が変わります。

EU以外では、グラッパ表記で同様のお酒も作られていて、日本でも作られています。
日本ではグラッパと表記している生産者と、マールと表記している生産者がいます。


『かす』と表現するとキッチリ搾った後の「オカラ」のように思われますが、キツく搾るとワインなどに雑味が出てしまうため、皮・種・果軸だけの固形物のように見えても残りのワインまたは葡萄果汁も含まれている状態です。

そして、搾りかすは白ワイン(ロゼワイン)と赤ワインとで大きな違いがあります。

・赤ワインの搾りかすの場合…赤ワインは、果汁と皮・種なども一緒に発酵させて作るため、
              搾りかすにもワイン、つまりアルコールが含まれています。
・白ワインの搾りかすの場合…白ワインは、皮・種を除いた果汁のみを発酵させて作るため搾
              りかすは発酵していない、つまりアルコールは含まれません。
              (※一部の白ワインおよびロゼワインは途中まで皮・種なども
               一緒に発酵させるため、若干アルコールが含まれます。)