シシリアンルージュとは?

調理用トマトの傑作と言われるシシリアンルージュをご紹介します。

このシシリアンルージュは、トマトの本場イタリア、地中海に浮かぶシシリア島南部に位置するパッキーノ地方で育種されました。

シチリアトマトの品種改良家マウロさんが作った調理用のトマトです。

名前を、シシリアン(=シチリアの)ルージュ(赤い口紅)と訳すと、まさに情熱的なイタリアの赤を思い描きます。

このトマトを表現する言葉に良く使われているのは、「生で食べるのがもったいない!!」です。

 

加熱によりコクが生まれ、短時間での調理が可能です。

肉質が柔らかい繊維で出来ているので、オリーブオイルなどを果肉に取り込む性質があり、自

然と短時間の加熱でも濃厚なソースを生み出すことができます。

トマトの旨味とオイルの甘味が絡まり合う、ソースのようなトマトです。

 

“余分な水分を出さず、味が濃い”のが特徴です。

もちろん、生で食べても美味しい甘さや酸味があります。
 生食でも旨味成分のグルタミン酸が、通常の大玉(ピンク品種)のトマトの3倍以上も含まれているので味が濃く感じられます。

トマト本来の味わいを生かすために、オリーブオイルと塩*だけで調理しても十分すぎる旨味が引き出せます。

*塩を調理に使うのは、シシリアンルージュの旨味の元である豊富なグルタミン酸を引き出すためです。

 

しかし、トマトは“生”で食べることが多く、加熱調理をするイメージがわかないという理由からか、『加熱用トマト』と言われる品種は、日本では売れ行きが伸び悩む傾向にあります。

栄養も大玉品種(ピンク系)に比べ、リコピンを8倍以上含みます。

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