アメリカ風中国料理とは?

アメリカ風中華料理は、アメリカ合衆国で独自にアレンジされて食されている中華料理を指す。アメリカ風中華料理は中国本土の料理とは異なり、アメリカ人の舌にあうよう味付けや調理方法に変更が加えられていることが最大の特徴であるが、中国本土には見られない独自の中華料理も発展している。アメリカ式中華料理とも表記される。

 

アメリカ風中華料理店でよく見られる料理には以下の様なものがある。
アーモンドチキン(Almond chicken) - 鶏肉にアーモンドを混ぜた衣をつけて揚げたもの。アーモンドや玉ねぎとともに供される。
左宗棠鶏(General Tso's chicken) – 鶏肉に衣をつけて揚げ、ショウガ、ニンニク、ごま油、ワケギ、トウガラシなどで作ったソースを掛けた料理。
セサミチキン – 骨付き鶏肉に衣をつけて揚げた後、醤油、コーンスターチ、ビネガー、鶏がらスープ、砂糖から作る、赤もしくはオレンジ色の甘くほんのりスパイシーなソースを掛けた料理。
チャイニーズ・チキンサラダ(英語版)(Chinese chicken salad) – 通常、薄切りもしくは細かく刻んだ鶏肉、生の葉野菜、パリパリした麺(もしくは揚げたワンタンの皮)から作るサラダで、ごまを周りにまぶす。マンダリンオレンジを添えて提供するレストランもある。
チャプスイ(Chop suey) – 中国語で「ごった煮」を意味する料理。豚肉などの肉と玉ねぎ、もやし、シイタケなどを炒めた後に茶色もしくは白いソースで煮込んだ料理。
クラブ・ラングーン(Crab rangoon) – 蟹肉のすり身とクリームチーズをワンタンの皮に詰めて揚げた料理。
フォーチュン・クッキー(Fortune Cookie) – 日本の辻占煎餅を西洋化した料理としてカリフォルニアで開発された。フォーチュン・クッキーは甘い味付けがされており、多くのアメリカ風中華料理店で販売されている。
ロイヤルビーフ(Royal beef) – 牛肉の薄切りを揚げた後ワインソースをかけた料理。ゆでたブロッコリーとともに供される事が多い。
青椒肉絲(Pepper steak) – 肉の薄切り、ピーマン、トマト、玉ねぎもしくは青ネギから作られ、炒めた後に塩、砂糖、醤油で味付けをして供される。モヤシを用いることはあまりない。
モンゴリアンビーフ(Mongolian beef) - ワケギもしくは白玉ねぎと香辛料を使用した牛肉の炒めもので、甘い茶色のソースを掛けることが多い。
揚げワンタン(Fried wontons) – クラブ・ラングーンに似た料理で、具材(豚肉を使うことがほとんど)をワンタンの皮に包み揚げた料理

炒麺サンドウィッチ(Chow mein sandwich) – 炒麺にグレービーソースをかけたものをサンドウィッチにした料理(ロードアイランド州マサチューセッツ南東部)
チキンフインガー(英語版)(Chicken fingers) – 骨なしの鶏肉に卵を使用した衣をつけて揚げた料理。前菜として出され、糖酢醤(英語版)(Sweet and Sour)のソースがかけて出されるもの、ソースは添えて各自でかける形式(ニューイングランド)などがある[14]。
チャプスイ・サンドウィッチ(Chop suey sandwich) – 鶏肉を使用したチャプスイをハンバーガーのバンズに挟んだサンドウィッチ。マサチューセッツ州北部にあるセイラムのGenghis SalemとSalem Loweが扱っており、リビアのRevere BeachにあるChina Romaでも扱うようになっている。
セントポール・サンドウィッチ(英語版)(St. Paul sandwich) – 白いサンドウィッチのパンに芙蓉蛋を挟んだ料理 (ミズーリ州セントルイス)。
スプリングフィールド・スタイル・カシューチキン(Springfield-style cashew chicken) – パン粉を付けて揚げた鶏肉にカシューナッツオイスターソースを合わせたカシューチキンの派生料理。 ミズーリ州スプリングフィールドで見られるためこの名前が付いている。
ヤカメン(英語版)(Yaka mein) - ニューオーリンズで見られる中華料理とクレオール料理が融合した料理。牛肉麺の派生料理。
プープー・プラッター(英語版)(Pu pu platter、宝宝盤) - はじめはニューイングランドで販売されていた。プープー・プラッターは中華料理店で販売されていた大皿料理の前菜である。大皿には通常蓮粉をつけて揚げた鶏肉の指、エビ、クラブ・ラングーン、豚肉の細切りもしくはポークリブにバーベキューソースをかけたもの、牛肉の照り焼き、 揚げた鶏手羽などが盛られる。しかし、大皿に盛られる料理の内容はレストランや地域によって大きな違いがある。